2013年03月29日

プロフィールビデオ

最近の結婚式の映像分野は全体的に売上は伸びているものの、中座で新郎新婦の生い立ちを紹介するプロフィールビデオに関してはかなり落ち込んで来ている。

自分たちで作るため、あるいは周りに少し映像を作れる人がいるために式場には頼まないという新郎新婦が増えている。

理由はいくつかある。

1つはソフトフェアの普及により、スライドショー程度なら誰でも簡単に作れてしまうため、プロに注文しなくてもある程度凝ったものが出来るようになったこと。

2つ目は、プロの作品自体のクオリティの問題である。
結婚式場でプロフィールビデオを見たカップルが、この程度のレベルならわざわざお金を払わなくても自分たちで作れると思ってしまうため、注文に結びつかない。

3つ目は、結婚式場の映像商品の値段。
中間マージンが5割といわれる結婚式場の価格。
あきらかにボッタクリと気づき始めた消費者が多いこと。
これは、式自体を挙げないという顧客に大きく影響している。

以上の3つにより、結婚式のプロフィールビデオはかなりのクオリティを持った業者でないと新郎新婦が頼もうという意識にならないため、式場含め、各業者の意識改革がなされない限り今後も落ち込んでいくと思われる。

  


Posted by first film at 19:45Comments(0)結婚